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営業部のブログ 2013.04.20

飲食求人紹介人 ~山形のラーメン屋さんは畑や田んぼまで出前をしてくれます~

グラサンです[:ニヒル:]

山形は知る人ぞ知るラーメン王国。山形市は中華そば外食費全国一! 山形県は人口当たりラーメン店数全国一! ご当地ラーメンも山形、米沢、酒田、新庄、赤湯と充実のラインナップ。
更に驚くことに、山形には「田んぼや畑にも出前OK」「おもてなしはラーメン」というラーメン伝説まで存在するんだとか。
まずは、山形県のラーメン王国ぶりを統計調査から検証してみよう。年間1万2,061円、山形市の1世帯当たり年間中華そば外食費である(総務省『家計調査』平成21~23年分平均)。
全国平均5,625円の2倍強で堂々の第1位だ。
山形県麺類飲食生活衛生同業組合の岡崎事務長は、山形が日本一のラーメン王国である理由として、実は他にこんなことも言っていた。
「山形には、来客を出前ラーメンでもてなす習慣があったんです。加えて、山形は農業県ですから、田植えや稲刈り、サクランボの収穫時期などは、農家は大変忙しく、昼ご飯を作る余裕がない。それで、ラーメン店が田んぼや畑にまで出前していたことも、ラーメンの消費量の多さと関係しているのでしょう」。
山形のラーメンのルーツは中国人の支那そば屋の屋台にあるという。
大正12年(1923)に起こった関東大震災の後、焼け野原となった横浜中華街からたくさんの中国人が全国に散って支那そば屋の屋台を引き始めた。
山形にも多くの中国人が現れ、彼らの支那そばの技術が地元に引き継がれてご当地ラーメンに発展していった、というのが通説である。
山形はもともとそば処だったこともあり、同じ麺類であるラーメンはすぐに山形の食文化になじみ、そば店や一般食堂でもメニューに登場するようになった。
そんな歴史ゆえに、ラーメン専門店、中華店、食堂、そば店と、外食店のほとんどでラーメンを食べることができるのが山形なのである。
「昔はラーメンと言えばごちそうでしたから、来客のもてなしに出前を取ったり、ハレの日に食べたりすることが多かったですね。私も20年くらい前まではよく出前に行ったもんです。バイクで15分なんて当たり前でしたね」(「酒田のラーメンを考える会」会長でラーメン店「中の口三日月軒」店主の佐藤裕司さん)。
「うちはラーメン専門店ですが、今でも市内なら出前いたします。麺が伸びてしまうのでさすがに市外は無理ですが」(前記「龍上海」佐藤元保さん)。
各店とも口をそろえて「お客さんは家族連れが多い」とも言っていた。
休日の一家そろっての外食はラーメン、今でもそんな家庭は多いそう。
ラーメン店がファミレスのような役割を果たしているのも山形のお国柄。
ラーメン王国山形は盤石のようである。
グラサン[:ニヒル:]