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グラサンです[:ニヒル:]
３月１８日カタールのドーハにてワシントン条約締約国会議第一委員会で大西洋・地中海産クロマグロ（本マグロ）の国際取引全面禁止提案に対して否定の結論に至りました。
モナコ提案に対して反対６８・賛成２０・棄権３０。続いてスペインの修正案では反対７２・賛成４３・棄権１４と圧倒的な票差で終了しました。
これから委員会レベルでなく本会議での議決が有りますが取引禁止を提案しているＥＵでは本会議採決を諦めた様です。
モナコ案の場合にはＥＵ内でも棄権に回る国があり、スペイン案でもＥＵは纏まりましたがとても勝てる状況にないとの判断でしょう。
しかしこの会議の直前迄の我が国の報道や農水省の判断は何だったのでしょうか。
大手メディアはもう明日からマグロが食卓から消えてしまうような大騒ぎでした。
世界中がマグロを食べだしたので、いつか無くなってしまう公算は大だと。
早く養殖技術を確立しなければ、マグロを食べられなくなる時がくるでしょう。
限りある資源。大切にしましょう。
グラサン[:ニヒル:]