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営業部のブログ
2010.12.08
飲食求人紹介人 ~規格外野菜をアイスに=苦手なピーマン克服した子供も―静岡のメーカー ~ グラサンです[:ニヒル:]
規格外野菜で作るジェラートタイプのアイスクリームが全国の農業関係者の注目を集めている。
静岡県のメーカーが「捨てる野菜を有効活用し、地元の野菜に興味を持ってもらうきっかけになれば」と企画、注文が相次ぐようになったという。
これまで約30種類の規格外野菜がアイスに生まれ変わり、各地のデパートなどで販売されている。
同県富士市の食品製造会社「柚子庵(ゆずあん)」は今年3月、全国の農家から集めた規格外野菜のアイスクリーム加工を始めた。
形が不ぞろいな野菜は皮がむきにくいなどの難点があるが、味に変わりはないため、コンポート(蜜煮)にしてミキサーで砕けば、支障は全くないという。
曲がったアスパラガスや虫の付いたコーンなど、毎年1~2割の作物を廃棄している鳥取県琴浦町の農業山本博通さん(44)は、「少しでも捨てる量を減らしたい」と同社に加工を依頼。
東京都内のアンテナショップで販売したところ、予想以上の売れ行きで「地元の野菜の良さを知ってもらえる機会になった」と喜ぶ。
広島県東広島市のアイスクリーム販売業岸保宏さん(34)は、今夏から同市産のナスやピーマンなどのアイスを販売。
「物珍しさもあってか、幅広い層に関心をもってもらえた」と話す。アイスで苦手なピーマンのおいしさを知り、克服した子供もいたという。
農林水産省生産局によると、規格外野菜は直売所で販売されるか動物園に提供されることが多く、「アイスクリームにするのは聞いたことがない」としている。
柚子庵の斉藤剛志社長は「野菜の活用法に悩む農家のために、これからもいろいろな規格外野菜でアイスを作りたい」と意欲を見せている。
グラサン[:ニヒル:]